親愛なるあなたへ。

こんなに長くて重たくて気持ち悪い文章になるとは思ってなかったけど、どこかに残しておこうと、区切りをつけようと思って書きました。担降りブログです。不快にさせるかもしれません。ぐちゃぐちゃな気持ちを思ったままに書いたので数行読むだけで矛盾しているところもあると思います。無理だと思ったらブラウザバックをお願いします。

 

 

世界で1番大好きだった人へ。

 

私は永遠が欲しかったらしい。ずっと好きでいると思っていたし、あなたに出会ってから私の1番はずっとあなたで、私の人生においてあなたが最後で最高の自担だと思ってた。あなたがいなくなってしまったら生きられなかった。あなたと出会ってからずっと、あなたに会うために生きてきた。とにかく私にとってはあなたが全てだった。なんなら結婚したかったしリアコだった(笑)

 

あの日、初めてあなたに会った日。席のもろもろで号泣しててあんまり覚えていないけれど、スタトロでこっちに来て、手振ってくれて指さしてくれて、あの瞬間がずっと忘れられなくて忘れたくなくて。
嘘をついて、もう1度だけだからと会いに行った日。大好きな子と、世界で1番大好きな人に会いに行くのは言葉では言い表せないほど幸せで。あんなに近いのは初めてで(って言っても会いに行ったのは2回目だったんだけど)、この日は2回も構ってくれて、本当に信じられなくて、てか正直私にしてくれたとは思ってなくて、勘違いかもしれないし、終演後に言われてやっと自覚したレベルなんだけど。

ずっとあなただけを追いかけていたあの時間あの空間、あの時、あなたの数秒間を私にくれた。あなたにとっては何百回何千回やってきた、ただのファンサのうちの1回、それだけの事なのは分かってる。でもね、その時から5ヶ月くらい、ずっとあの瞬間に縋ってた。好きでいてよかったと、あなたの担当でいられて本当に幸せだと思えたあの瞬間と、それからあなたを好きだっていう自分の気持ちだけは信じられた。

 

でも、いつからだったのかな、ライブに行った時には、楽しいって気持ちでそんな事は隠れていたけれど。

あなたが変わったのか、あなたを取り巻く環境が変わったのか、それとも変わってしまったのは私だったのか。私から見えるあなたは変わってしまった。

というか、あなたにアイドルとしての理想を押しつけて、勝手に期待してしまった私がいけなかったのかもしれない。

 

MCで「昨日ホテルで何してた?」って聞かれて、すぐには答えられなかったよね。あの時、あ、あの人と電話してたのかなって思ってしまった。そんな自分が心から嫌だった。せっかく会えた日なのに。そんなことで苦しくなるなんて。

 

週刊誌に撮られたと知る度に立読みした。その度に傷ついた。今でも、黒いナイキのスニーカーを見る度に思い出す。

 

決定的な何かがあった訳ではないけれど、というかもう週刊誌に撮られるのが日常になってしまっていて、大好きだって気持ちとは裏腹に、どんどん信じられなくなっていった。

 

 

好きなのに、大好きなのに、大好きだから、苦しかった。

 

 

「結婚したら担降りする」
簡単にそんな言葉を吐いていたのは、絶対しないとどこかで思っていたからだと思う。まだ大丈夫だと。でもその時は、思いがけなく突然やって来た。

 

あの日。初めて参戦したコンサートのBlu-rayを買った、その次の日だった。その情報を目にした瞬間、頭が真っ白になった。手が震えた。嘘だと信じたかった。

でも涙は出なかった。

悲しいとか、なんでどうしてとか思う前に、ついに来たか、って思ったような気がする。

受け入れられてなかったのかもしれない、既に心の中で諦めて、覚悟をしてたのかもしれない、どっちなのかは分からない。

悲しいのか失望してたのかも分からない。自分で自分が分からなかった。

ただ唯一分かった事は、あなたはもう別の人のもので、でも私はあなたが好きで大好きで、そしてまだまだ嫌いになんかなれそうもなくて、忘れることもできなくて、担降りなんかしたくなかったってこと。何も考えられなかった。受け入れられなかった。消えてしまいたかった。

 

もうあなたに会えたあの時には、いやそれよりもずっとずっと前から、私を欺いていたんだとしても、あなたが全部隠し通してくれたなら、夢を見たままでいられたのに、騙されたままでいられたのに。

…でも、あなたははじめから騙してくれる気もなかったんだっけ。

 

 

私1人担降りしたからって、抱えていたこの気持ちがあなたに届くことはないし、たとえ知ったとしても、きっとあなたにとってはなんともないんだろうな。あんなに好きだったのに、降りるだとかそんな事を考えただけで悲しかった。

 

でも、疲れてしまった。好きでいることが辛かった。好きだと思ってた気持ちすら、義務感とか情とかだったのかもしれない。「担当」という言葉を捨てられなかっただけで、好きという気持ちは薄れていたのかもしれない。好きだったよ、好きだったんだけど。でももう、あなたが世界で1番好きだなんて言えなかった。

 

 

 

私は永遠が欲しかった。永遠だと思っていた。

永遠なんて、ある訳がなかった。そんな当たり前の事を、私は分かっていなかった。

壊れてしまった。

永遠ってなんなのかは分からないけれど。だけど確実に、なくなってしまった。

 

あなたは、

「永遠なんかにキョーミはないけど泣いたのさ」

って歌った。

そんな事、言わないで欲しかった。

永遠なんてそんなものないって、笑って葬ってくれたら、あぁそうかって、潔くさよならできたかもしれない。

だけど、泣いたのは、あなたも変わらない物を求めていたから?どうして泣いたの?

なんてそんな事、歌詞に求めてもしょうがないんだけど。誰もそんな思いを込めてなんかいないよね。永遠なんてそんな言葉について考えたこともないよね、泣いてなんかいないよね、分かってるよ。でもこの部分を聞いた時、何故か涙が出た。結婚って聞いてから、泣いたっけ、私。なんか上手く処理できなくて結局。やっぱり永遠なんかないんだね。もうきっと、終わっちゃうんだね。寂しいけれど。

 

 

 

もう過去のものになっていた、好きという感情に縛られて苦しくなっていた、もう好きだった時のまま記憶を止めてしまおう、考えるのをやめよう、そう思っていた、

そんな時、彼に出会った。

出会ってから、あっという間に好きになってしまった。

好きという気持ちを比べることはできないけど、あなたが私の1番だった過去があって、だけど今の私の1番は彼で。

いろいろ、考えた。正しい答えのない事を考え続けた。あなたを見ているのは苦しかったけど、彼を見ているのは楽しかった。苦しい思いをしてまでこのままあなたを応援していたら、私はきっとダメになってしまうと思った。もうあなたを1番だと言えることはきっとなくて、思い出はたくさんあるけど気持ちが伴わなくて、だったら担当なんて名乗っちゃいけない、

 

大好きだったあなたへ。

あぁでもやっぱり、あなたが、あなたのグループが好きだなぁ、好きだったなぁ。苦しいよ。寂しいよ。なんにもないまま、あのままずっと好きでいられたらよかった。でもあなたの幸せと私の幸せは交わらないみたいで。

結婚してしまったあなたの事を、好きだと言えなくて愛せなくてごめんなさい。大好きだったのに、大好きだと言うのがしんどくなってごめんなさい。最後まで、幸せになって欲しいと願えなくてごめんね。これからも、おめでとうと言えることは、祝えることはきっとないと思う、ごめんなさい。好きだという気持ちを完全に捨てることができなくて、ごめんなさい。もっと、純粋に(って言い方が正しいかはわからないけど)好きだと思えていた頃にたくさん会いに行けなくてごめんなさい。あなたが一生懸命に生きていた舞台に、あなたが私の1番だった時に結局1度も行けなくてごめんなさい。あの人と共演した舞台のパンフレット、まだ開けられていません。ごめんなさい。いつかは開けられるかなとそう思っていたけれど、たぶん無理だ、向き合えなくてごめんなさい。もしまたいつか、会いに行きたいと思った時には会いに行くかもしれません、許してください。未だに受け入れられなくてごめんなさい。重くてリアコでごめんなさい。

あなたの担当だった2年ちょっと、たくさんの幸せをもらいました。あなたと出会えて良かったです。本当にありがとう。今まで18年間生きてきて、ここまで好きになった人はあなたが初めてでした。もう1番じゃなくなってしまったけれど、あなたはずっと、私の特別です。

 

大好きでした。ありがとう。